桝塚大辞典

『江戸桶』のみそ

江戸桶



見学に来られた方は皆さん撫でられる、あの「江戸桶」の豆みそを2年振りに掘りました。

160年という長い歳月使われてきた江戸桶の環境が醸す期待を裏切らない味わいをぜひこの機会にお楽しみください。


元治2年(1865年)に作られた江戸桶


西郷隆盛や坂本竜馬などが活躍する幕末、そんな時代に3人の職人によって作られたのが桝塚味噌でも最長老の現役桶「江戸桶」。

その後、明治・大正・昭和・平成・令和と5つの時代を駆け抜けながら味噌の熟成容器として変わらず役目をはたしてきてくれました。



▶「桶は土」味噌を育む特別な環境

木桶は単なる容器という役目を担っているだけではありません。

木で作られた木桶は木目や隙間に熟成に有用な微生物(乳酸菌や酵母菌など)たちの住処となり、使えば使うほど味噌の熟成にとって素敵な微生物の環境になります。

まさに農作物でいう、土や土壌と同じ役割です。


味噌出し



25年産江戸桶の豆みそ

地元産の大豆(フクユタカ)を原料に使い、江戸桶の力を借り長期熟成させた豆みそです。

深みやコクを優しくまとめ上げるバランス感、さすが江戸桶と感じる味噌です。

今回は江戸桶に敬意と感謝を込めて、江戸桶の味噌のみに使用する限定包装紙(500g手包み限定)を準備しましたのでお楽しみください。
*期間は12月中のみ


・日本のとろみそ(粒)

→桶の中心部からとった味噌の「トロ」


・日本の豆みそ(粒八丁)

→粒が特徴的な中心周りから取った豆みそ


・日本の豆 八丁味噌(摺り)

→摺って溶かしやすく、使いやすくなった豆みそ


OEMでの委託製造/ノベルティ商材

OEM、ノベルティ

自社の木桶熟成/天然醸造のみそやたまり、麹商材を使用したOEM商材やオリジナルパッケージのノベルティ商品の開発を承っています。

ノベルティ

味の差別化・個性化などお客様の味のご要望からパッケージデザイン、シールなど包材準備など商品完成まで弊社で一括して対応できます。
※デザインの持ち込みももちろん可能

OEM,


●開発事例
・企業
→オリジナルの即席おみそ汁、PBカップ味噌、顧客配布用ノベルティ商品

・飲食店
→オリジナルみそだれ、周年ノベルティ即席おみそ汁

・学校やイベント関連
→オリジナル手包み味噌、オリジナルシール対応のイベント物販商品など

OEM

まずはご興味ある方は、以下のお問い合わせフォームよりご一報いただければ、開発担当より詳しい説明をさせていただきます。
※お電話ですと的確なお答えがすぐにできない場合がありますので、お手数ですがお問い合わせフォーム(下のボタンをクリック)に、ご質問内容等の必要事項を記入して送信ください。

以下の内容を記載いただくとスムーズに対応可能です。
・数量
・希望商品(例:オリジナルシール対応可能商品)
・納品希望日時
・納品先
・価格希望(単品価格など)


OEM

『たまり(みそたまり)』とは?

本溜

テレビでも紹介された、希少な調味料の『みそたまり(みそだまり)』とはどんな液体なのかご紹介。



12トンの豆みそから約0.03%(30~40L)だけの副産物

大桶で豆味噌を仕込んだ際、重石を乗せ圧力をかけていると少しずつ味噌の旨みがギュッと凝縮されたトロトロの液体が表面に出てきます。

私たちはこの味噌の上に溜まる液体を昔から「みそたまり(みそだまり)」と呼んできました。一般的な醤油やたまり醤油と違い、あくまで味噌を造ることが私たちのゴールとする中、表面に少しだけこの液体が出る状態は桶の中で水分も均一になっており、いいお味噌を生むため、育てるために出る副産物のようなものです。

少量しか取れなかったので、昔々は働く蔵人たちで分けて食べていた蔵人たちだけが知っている蔵人専用の調味料でした。

みそたまり

みそだまり



一般的な醤油の約2~3倍も含まれる全窒素分(旨み成分)

味や見た目が似ている一般的な醤油(うすくち、濃口醤油)に比べて旨み成分である全窒素分の含有量は、一般的な醤油の「約3倍」もあり非常に濃厚な旨みを持っています。
*似ているたまり醤油の窒素分の規格は1.6~3.0ですが、みそたまりは少し薄めた状態でも規格を越える3.4になります

またその一方、長期熟成で塩カドも丸く豆味噌のような複雑な味わいと優しさの余韻を長く感じることができる味わいです。

醤油の中にも「たまり醤油」と呼ばれる、大豆と塩(少量の小麦はOK)で作られた醤油もあります。

こちらも濃厚さなど似ている点も多いですが、搾って生まれる「たまり醤油」と重石の圧力で滲み出た「みそたまり」とは、やはり大きな違いがあります。
*表現はアレですが、原液は重油のようにトロトロしてます

たまり(みそたまり)比較



役割や加工によって生まれる商品の違い

弊社ではこの「みそたまり(みそだまり)」を大きく3つの加工度合や状態で別商品として分けています。


・本溜(みそたまり)

→みそたまりの原液を少し薄め、ご家庭でもみそたまりの味わいを楽しんでいただけるように仕上げた商品
*まだトロトロ感は残っており、お肉にソース代わりにちょっとつけたり最高です


・たまり醤油

→ご家庭でも日頃の醤油のようにお使いいただけるよう、トロトロ感はあまり無く、煮物・刺身・汁物などに一般的な「たまり醤油」のように使えるよう仕上げた商品


・とろたまり

→みそたまりに手や加工を一切入れていない状態のたまり。非常にトロってしており、煮詰めたソースのような重厚なもの。量も限られており自社の商品に使用と一部専門店に出荷しているのみ。一般販売は現状ありません。

*とろたまりを使用している商品「たまりアーモンド」たまりあられ」があります



『とろみそ』とは?

とろみそ(八丁味噌)



天然醸造、木桶で仕込まれる桝塚味噌の味噌、その中でも部位を限定した特徴的な味噌が『とろみそ』です。

高さ約3メートルの木桶に仕込まれる味噌の量は10トン、その大桶の中心部のみを取り出したものが『とろみそ』と呼ばれ、全体の約5%しかとれない貴重な味噌です。

大豆の粒感がしっかり残り、旨み・酸味・渋みなど複雑な風味のバランスが非常に取れた味わいです。


木桶の中心5%

桶の中心部は、重さのかかり具合、圧力などがほどよいため、味やうまみのバランスが絶妙な味噌ができあがります。

また中心部は仕込みから掘り出すまで空気に触れることがほぼ無く、酸化の影響などが無く鮮やかな色味の味噌になります。



認められたみそしか名乗れない「とろみそ」

掘り出されたとろみそは、代表・女将・蔵頭などの試食を経て「とろみそ」と認められたものだけとろみそとして販売されます。

昔はこの中心部は一般的には販売せず、蔵人たちで美味しく食べていたのは秘密です。


味噌出し



最高の状態で届ける「手包み真空包装」

掘り出したあとも、最高の状態でお届けするため
・手包み
→粒感や食感を残すため、機械を使わず人の手で包む

・真空包装
→空気などの酸化を極力防ぐ

など手間を惜しまず、お届けまで準備させていただいています。

手包み味噌


3種類のとろみそ

原料や熟成期間の違いで3種類のとろみそがあります。

ぜひお好みのとろみそをお選び下さい。

・日本のとろみそ(粒)

→地元の愛知県産大豆を使用したとろみそ。たんぱく質が豊富な地元産大豆から生まれる旨みが特徴。青空レストランなど各種テレビ番組でも紹介いただいた代表商品。
青空レストランとろみそ 


・とろみそ(粒)

→北米産大豆を使用したとろみそ。さっぱりめに仕上がり、普段豆みそを食べ慣れていない方でも比較的食べやすさを感じる味わいが特徴。


・大人のとろみそ 熟成3年(生粒)

「日本ノとろみそ」を木桶に再仕込みし、更に熟成をかける事で上質な赤ワインと同じように生まれるほんのりした渋みや旨みなど醸された複雑性とを楽しむ贅沢な大人の一品。


普通のみそを簡単に減塩みそとして使う方法とは?

画像

「減塩」「塩分控えめ」などを表現している味噌や食品は世の中にはたくさんあります。
味噌料理の代表格である「お味噌汁」を例に、2つの事を意識するだけで、「普通のみそ」を「減塩みそ」として美味しく食べる方法をご紹介します。


 ポイント①減塩はだし選びから

画像

市販の粉末だしやだしパックには、だしの原料だけでなく食塩をたくさん含んでいるものが数多くあります。

料理の塩分を意識するのであれば、旨味を料理に足す事が目的のだしから食塩(塩味)をとっていては本末転倒になってしまいますので、食塩不使用のだしを使いましょう。

ちゃんとしたもので、だしさえしっかりとっていれば、塩味が無くても、だしの旨味で美味しい料理になります。


 ポイント②みそは使用量を少し減らすだけ

画像


一般的な塩分控えめ・減塩タイプのみそは通常のみそよりも15~25%ほど、塩分の量が少ないです。

味噌汁1杯に約15gの味噌を使用しているなら、11g~12gに減らせば、それだけで約15~25%の減塩と同じ事になります。

つまり調味料としてそのままでは無く、料理に使う味噌や醤油などは、減塩商品でなくても料理に使用する量を、ご自身のさじ加減で少し変えるだけでいくらでも塩分は調整できます。

味噌を美味しく長く食べるオススメ保存方法とは?

味噌保存のポイント
量り売り

スーパーでは味噌は基本的に常温で売られていますが、買ったお味噌は自宅でどのように保存すれば、美味しく長く食べれるのでしょうか?

味噌屋だからこその、種類別におすすめの保存方法を伝授させて頂きます!


 空気と温度に気をつけましょう         

実は味噌は空気に弱いのです。
栄養がたっぷりな味噌は空気中の菌にとっても栄養満点。

菌が繁殖すると風味が変化したり、味が落ちてしまいます。
また長い時間空気のさらし続けると、表面が乾燥して固くなったり、カビの原因になったりします。

もう一つ大切な事は温度です。
暑い場所で保存すると、味噌の発酵が更に進んで味や色が変化してしまいます。

特に発酵の力が生きた生味噌では、変化がし易く早いです。


 常温での保存方法                

-向いている味噌-
開封前のカップ入り、容器入り味噌(密封された味噌)

-保存方法-
常温で保存する際は、封を切らず直射日光の当らない冷暗所で保存しましょう。

-メリット・デメリット-
常温保存のメリットは、冷蔵庫を圧迫せずに保存ができ、冷蔵庫スペースの節約になります。

逆にデメリットは、長期保存に向いておらず保存状態によっては発酵が進み、味や色が変化する可能性がある。

-保存期間の目安-
2ヶ月~6ヶ月


 冷蔵庫での保存方法               

-向いている味噌-
開封済のカップ入り、容器入り味噌
生味噌(非加熱/アルコール無添加など)

-保存方法-
冷蔵庫で保存する場合は、保存容器に移して保存するのがおすすめです。

できればフタ付の密閉容器(タッパー等)に入れ表面をスプーン等で平らにするのがいいです。

カップをそのまま使う場合は、買った時に味噌の上についているシートやラップで空気に触れさせないようにしましょう。

-メリット・デメリット-
冷蔵保存のメリットは、低温で保存でき発酵が進む心配はする必要はほぼ無く長期保存に向いています。

開封済のものも安心して保存できますし、容器に移せば使う時にスプーンやお玉ですくい易いというメリットもあります。

デメリットは、乾燥しやすいことです。
保存容器フタが開いていて表面が乾いてしまったりする事があります。
しっかり密封できるかがポイントです。

-保存期間の目安-
6ヶ月~12ヶ月


 冷凍庫での保存                  

-向いている味噌-
大量に買った、もらったすぐ使わない味噌
冷蔵庫に入りきらない味噌

-保存方法-
冷凍で保存する際は、冷凍可能なフタ付容器に移すか、ジップロックなどの密封袋にいれて保存しましょう。

*因みにご家庭の冷凍庫の温度では味噌は凍りません。

-メリット・デメリット-
冷凍保存のメリットは、発酵を進まないようにさせ菌の繁殖も防げるので冷蔵庫よりも長期間、味噌を保存できる点です。

しっかり保存できていれば一年以上保存可能です。

デメリットは、冷凍可能な容器が必要な事と味噌を冷凍した事を忘れる事ぐらいです。

-保存期間の目安-
1年以上~


 まとめ                        

①味噌を保存する際の天敵は「空気」と「温度」

②未開封の密封された容器に入った味噌は、常温保存でも可

③開封済の容器入り味噌や生味噌は冷蔵or冷凍保存がオススメ

*桝塚味噌が販売している味噌は、基本的に生味噌になりますので、商品到着後は冷蔵庫に入れてあげて下さいね!

④すぐ使う予定が無い味噌は、冷凍保存がオススメ

では、味噌の状態や用途に合わせてしっかり保存して美味しい味噌をご賞味下さい。

*保存期間はあくまで目安ですのでご注意下さい

赤味噌・赤だし・豆みそ・八丁味噌の違いとは?

豆味噌の様々な呼び方

味噌は地域性やエリア性などが一番残っている、日本の食品の一つであります。

その中でも、「赤味噌・赤だし・豆味噌・八丁味噌」は色が濃い(赤や黒系)味噌を指して呼ばれていますが、どんな違いがあるか中々わかりづらい部分です。

ですので簡単にご説明します。


 赤味噌 

その名の通り、見た目が赤っぽい(濃い)色をした味噌全般を指す言葉です。

原料・製法などが所以では無く、シンプルに見た目の色が赤っぽい(濃い)色をした味噌を指す総称です。

*全国的には見た目の色を基本にした判断ですが、愛知県では赤みそ=豆みそ


 赤だし 

一般的には豆みそをベースに、米みそ・調味料(だし)を配合した色の濃い調合みそを指します。(水あめやカラメル色素などが入っているものも)

中には、だしが入っていないタイプもありますが、一般的には名前の通り、調味料(だしなど)が入った味噌の方が多いです。


 豆みそ 

原料が大豆・塩・水のみで、米を使用せず大豆に麹を付けた「豆麹(まめこうじ)」を使用した熟成期間が長い(1年~3年)味噌

東海地方(愛知・岐阜・三重)を中心に食べられている。
*豆みそ=赤みそしかない


 八丁味噌 

元々は愛知県岡崎市にある岡崎城から八町(約800m)離れた八丁村で作られた味噌をその村の名前を冠して八丁味噌と呼び始めたのが起源とされている。

製法・原料・熟成などに関して国が細かく定める基準を満たした豆みそを八丁味噌と呼ぶ事ができる。
*弊社の豆みそは、伝統のみそ玉製法で木桶にて18ヵ月以上の天然醸造になります


 まとめ 

日本全国で作られる、色が濃い(赤い)味噌
赤みそ

米を使わず大豆と塩のみで作られた長期熟成味噌
豆みそ(赤みそ)

愛知県で作られる、国が定める基準を満たした豆みそ
八丁味噌

豆みそと米みそや調味料(だし)を配合した味噌
赤だし(赤だし味噌)


 こだわりの味噌はこちら 

国産大豆を使用し18ヶ月以上の天然醸造で作られた、大豆の粒がしっかり残った香りも豊かな豆みそ(八丁味噌)

【日本ノ豆~粒八丁味噌~】
日本大豆


天然醸造の豆みそにかつおだしが入った、だしを取らなくてもいい赤だしみそ
【赤だし味噌】
赤だし

粒みそとすりみそ(こしみそ)の違いとは?

粒みそとすりみその違いとは

【粒みそ】

→木桶の中心部に近い、大豆やお米の粒がしっかり残った味噌をそのまま(粒が残ったまま)包装した味噌

粒が残っており大豆や米の香り・コク・風味をしっかり楽しむ事ができるので、味重視の方は粒味噌がオススメ

*米味噌では「こうじ味噌」が粒が残ったタイプになります

*お味噌汁にする際、粒の残りが気になる方はこし器で溶く必要があります


【すりみそ(こしみそ)】

→掘り出した味噌を包装する前に細かくすり潰した、大豆や米の粒が残っていない味噌

すって濾してあるので、香りなどは少し落ちますが口当たりはなめらかです。

こし器を使わずそのまま溶かす事ができるので、利便性重視の方は摺り味噌がオススメ

粒味噌と摺り味噌の画像

挽きたての豆で作ったコーヒーが香りが立ち、美味しく飲めるように、こだわりの方には他の味噌屋ではほとんど売っていない粒味噌がオススメです。

直前に豆を潰して作る粒味噌のお味噌汁は格別です。


量り売りページで味噌を選んでみましょう!
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生きてる生味噌とは?

発酵の力が残った生きた味噌

生みそは、木桶から掘り出したままの加熱殺菌など熱処理をしていない味噌になります。

時間が経つと色も変わるなど、まだ発酵の力がある味噌の事です。


ただ市販されている味噌の多くはどうしても時間がかかる流通過程で発酵が進み、包材の膨れ・色の変化・味の変化が起こるのを防ぐため

①出来上がった味噌を加熱殺菌処理し発酵を止める

②酒精(アルコール)を添加し、酵母の働きを弱める

という対策をしている味噌が多いです。


私達も必要に応じて加熱殺菌をする味噌、生味噌と販売する味噌と両方を製造しています。


両方やっているからこそわかる部分もあり、本来の発酵香や味噌本来の味を味わうという点で「生味噌」をオススメしております。


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青空レストランとろみそ

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